こちら南大東空港に到着しました。
実況値確認から。
METAR
ROMD 060200Z AUTO 31004KT 280V360 9999 FEW020 OVC030 24/19 Q1014 RMK A2995=
気温が24℃あります。風は弱そうですが、下層雲が多そうです。
建物の外に出てみると、日差しはあるもの、北寄りの風なのか、風はややひんやりと感じます。
こちらが琉球エアコミューターさんのカウンターになります。ちなみに、降機して徒歩で到着口(上記の写真で南大東空港の文字の下のドア)に入ると、いきなりこの下の写真の通りの場所にでます。えっ、という感じでちょっとびっくりします!
レンタバイクの方が迎えに来てくれていました。実はここですっかり売店で限定数だけ販売している南大東で握られている幻の「大東寿司」を購入するのをすっかり忘れてしまいました。かなり舞い上がっていたみたいです(笑)
お迎えの車で、レンタバイク屋さん?まで、送迎して頂き、諸般の手続きを行いました。免許証のコピーを取られたのと、書類にサインや、お金を払いました。保険込みで合計3,240円でした。その内溜まっていたポイントで1,000円分を支払い、残りを現地のレンタバイク屋さん?でカード払いしました。VISAカード使用できました。電子マネーは不可だそうです。そして、鍾乳洞の「星野洞」は予約しないと見学できないので、急いで電話しました。午前の部はすでに間に合わないので、午後の部(14時~)に申し込みますが、飛行機の時間が14時45分発なんです。電話でお話したところ、たまたま13時30分で見学を申し込んでいる方がいましたので、その時間でOKになりました。良かった。さて、原付スクーターですが、高校生以来のスクーター運転かもしれない。。。久しぶりだったのと、さすがに社会人なので、転んで怪我は避けなければいけないと思い、予想以上におっかなびっくりの運転で、かなり前かがみの運転になっていたようです(笑)
そんなこんなで、レンタバイク屋さん?を出発し、目の前の道路をまっすぐ進むと、南大東空港のターミナルビルと自分が乗ってきたDHC-8 Q400CCの2号機が駐機しているのが左手にみえてきました。のどかなな感じがしてこの風景は好きです!バイクを停めて写真を一枚パシャリ!
空港と飛行機に別れを告げて、街の中にある「大東そば」の富士食堂を目指します。しかし、そんな浮かれた気分も、速度を出して走っているダンプカー?の出現で、これはヤバいという生命危機の感じが体中に湧いてきました。同時にレンタバイク屋さん?に言われた注意事項を思い出しました。「さとうきびをのせた大型車が速度をだして走っているので気を付けてくださいね!」と確か言っていた気が。。。さとうきびの刈り入れ時期の最後の方なので、みんな気が急いているのかもしれない。このさとうきびを搭載した大型車が来た時には、バイクを道路わきに停めて、通過待ちをしなければいけなさそうです。後ろからこの大型車が迫ってくると、意外に怖いんですよ、ホントに。ある種の恐怖です。映画の一部にでてきそう。。。(>_<)
予定よりかなり時間かかりましたが、当初の目的の「大東そばの富士食堂」さんに辿り着きました。でも、店の前にバイクを駐車するわけにもいかず、まごまごしてしまいました。ちなみに、店の裏に駐車させて頂きました。
店に入ると、店員さんはおばあ達が切り盛りしていました。平均年齢が、70歳overなのではないでしょうか?座席数はかなりあります。注文したのは、壁のメニューの中から「大東そば寿司セット1000円」です。バイキング大東そば?って何だろう?大東そばの食べ放題?
うわっ、このカンパチの魚拓はかなり大きい!さすが南大東島です。島の周り全てが漁場になりますので。しかも水深がかなり深いので大きな魚がたくさんいそうです。
こちらが、大東そば・すしセットです。ただ、大東そばは大盛りにしてもらいました。ちなみに、値段は据え置きの1000円でした。ありがとうございます。大東そばの麺は太く、沖縄そばとは違います。どちらかというと、うどんに近いのかもしれません。
こちらが、大東そばの富士食堂の外観になります。ごちそうさまでした。
そして、那覇空港の売店で売っている「大東寿司」の本家本元の「喜作」さんになります。あれ、昼は営業してなさそうです。もしや、夜だけ営業なのか。。。わー、せっかく「大東寿司」と「幻のインガンダルマ」を食べにきたのに。。。残念(>_<)
RAC CAさんお薦めの東洋一の鍾乳洞「星野洞」見学の予約時間(午後1時半)まで、時間が1時間弱くらいあるので、パワースポットの「バリバリ岩」まで行くことにしました。カーナビなど当然ありませんから、レンタバイク屋さん?で頂いた地図を頼りに感で向かいます。1周22kmくらいの島なので、慣れれば確かに地図もいらないかもしれません、が島の初心者には必須です。自分がどこを走っているのかが見当つかなくなりますから(笑)
バリバリ岩付近です。もちろん、誰もいません。体感的には暑くもなく寒くなくちょうど良い気候です。
「真っ二つに切り裂かれた岩」??
この岩たちは、どんどん切り裂かれている最中ということ??
では、探検スタートです。あっという間に看板にある村木ピロウに辿り着くのかと思いきや、意外に奥行きがあり、まだ段差もあり、暑くなってきました。
奥に行くにつれて、足場も悪くなり、気を付けて進まなければなりません。下手すると軽く足首捻挫はありそうです。でも、痛さでその場でうずくまっても、誰もいないので、助けてはもらえないです(>_<)。気を付けて前進です。
足場悪いです。
こちらが終点です。かなり歩いた気がするのと、下りが多かったので、帰りはのぼりになるため、大変そうです。
この隙間がもともとくっついていたのかな?何万年前までは。。。
こちらが看板にあった風景です。村木ピロウです。案内には、バリバリ岩には正午頃に行くと良いと記載がありました。それは頭上から日が射すので、神々しい感じが出現するのかもしれません。現在は12時半過ぎです。でも日が射しており柔らかい良い感じです。
バリバリ岩から戻ると、空の色が怪しい…レンタバイクでなく、レンタカーにするべきだったのか😅ここで降られると、びしょびしょになるから飛行機には乗れなくなってしまう。。。(*_*)
レンタバイク屋さん?から指示された通りに、星野洞行く前に、スクーターにガソリンの補給です。ガソリンスタンドの店員さんから、「現金ですか?カードですか?」と聞かれたので、「カードでお願いします!」と…あれ、0.57ℓで合計89円。。。スクーターでした。燃費が最高に良いんです。忘れてました。現金で十分でした(笑)
この信号機が、島にある唯一の信号機だそうです。小学校の前にありました。やはり安全のためですね。
さあ、星野洞の時間です!
外界からのドアを開けて下り始めると、モア~と湿気と独特な匂いを感じます。言葉では説明が出来ないのですが。。。
案内所で、鍾乳洞に入る前に、Bluetoothの首からぶら下げる小型スピーカーとタブレットを渡されます。通路上にはそれぞれ①~⑩の数字の書かれた案内標識があり、そこの番号付近に来た時に、タブレットのPlayボタンを押すと、説明が始まる方式になっています。日本語だけでなくいくつかの言語に対応していました。
中はライトアップされていて、趣がありました。なんせ今のところは、自分ひとりだけの貸し切り状態なんです。
意外に階段の上り下りがあり、疲れるかもしれません。やはり、湿度100%に近いので、階段を上がる時に汗をたくさんかきそうです"(-""-)"
太い柱もあります。いったい何10万年以上かかったらここまで育つのでしょう?
上からのつらら型や、下からのにょきにょき伸びるタイプもあります。
番号が後半になるほど、どんどん階段を下っていきます。これは10番までいったら、戻る時はかなりの上りになりそう。まちがいなく息が切れるはず。。。
これは太い!
長い柱になっている。育つまでいったいどのくらい経たのだろう?
いろいろな形があります。地下水が豊富なんですね。。
LEDなのか、照明の色が微妙に変化していきます。これこれでショーみたいで見ててわくわくします。
やはり照明で色が付くと、雰囲気も変わり、少し神秘的な感じもします。
石灰岩が隆起した島だと理解できます。
南大東島では高校がないので、中学を卒業すると島を離れなければならないそうです。そこで、中学卒業の時にこの鍾乳洞にお酒を置いて、20歳の成人式の時の島に戻ってきたときに親子でこの熟成させたお酒を飲むそうです。良い話過ぎて、泣きそうです。
かなり長い柱です。
ホントに、自然の芸術なので、なかなか言葉が出てきません。スピーカーから聞こえてくる説明文を聞き入ってるだけです。
今回は、飛行機の時間の関係もあり、タブレットからスピーカー経由での説明の全てを聞くことは出来ずに残念です。。。
熟成中のお酒がたくさんあります。
掲載してよいのか迷いましが、このパネルが「星野洞」の中で一番感動しました。皆の思いが伝わってきます。この子たちは元気にしているのでしょうか?27年3月卒業だから、現在は高校も卒業して、来年あたりの成人式で、ここに置いてあるお酒を取りに戻るのでしょか?ドラマがありすぎです。ホントに泣きそうです。これがこの鍾乳洞では一番の見所だと思います。
→ちなみに、他の方のTwitterの写真で、2019年4月7日日曜日の南大東空港の建物の上からたくさんの人が手を振ったり、メッセージボードを掲げたりしているのを見ました。沖縄本島や本土へ渡る島の仲間を見送りしてるシーンのようです。次の写真のボードを思い出し、うるっときました。
14時近くになってしまい、やや急いで空港に向かいます。この道で空港まで行くと島を一周したことになります。やはり、至るところにさとうきび畑があり、収穫時期最後の方なので刈り取ったあとが多いです。また、石灰岩の露天掘り採掘?らしきところも、ところどころにありました。あと、虫が多く、バイク運転中に顔にあたります。次回以降は、日帰りの場合はレンタカーにした方が天候の急変なども考慮すると良いかもしれません。ホント虫がバチバチあたってきます。今日はコンタクトでなく眼鏡装着で助かりました。
空港が近づいてきました。この航行援助装置は何なんでしょう?那覇空港でも上から見た気が。。。
ここを曲がると、いよいよ空港というところで、「海軍棒」の標識が。。。確か2月の修行の時に、RAC便の機内でCAさんから、この海軍棒もお薦めされた記憶が甦りました。14時15分近くだけど、700mくらいならすぐかも。。。Uターンです。海軍棒に向かいます。
断崖絶壁の島なので、白い砂のビーチがなく、子供たちのために岩をくりぬきプールを作ったとのことです。
バイクを停めた駐車場から急坂を下ります。時間がないのでヘルメットをかぶったままで。いい感じです。ホントは手や足をこの自然のプールに入れてみたかったのですが、時間がない。20秒弱の動画も撮り、Twitterにあげました。そうしたら嬉しいことにJAL公式Twitterさんからコメントを頂きました。ありがとうございます!!!
急坂をダッシュして上ると息が切れましたが、エンジンをかけて、門番のおじいとおばあに挨拶し、一気に加速し、空港へ向かいます。
空港ゲートに到着です。バイクは駐車場に鍵をつけたまま乗り捨てにしてくれ、との指示でしたので、その通りにしました。島なので盗まれてもすぐにわかるそうです。
バイクを停めて、いそぎカウンターへ。なんとか間に合いました。まだ5分くらい余裕があるとのことなので、北大東-那覇間のRAC848の座席変更をお願いしてみました。なんと「2A」は、空いておりアサイン可能とのことです。これはかなり嬉しいです。こちらは、北大東行きRAC835便の搭乗券です。わずか10分足らずのフライトなので、前方窓際ならどこでも問題なしです。後方の窓際席になると、エンジンしか見れないので、景色を堪能したい時や撮影をしたい時は、出来たら前方が良いんです!!!
保安検査場に行く前に、売店に行きます。なんせ保安検査場を通過した後の制限エリア内には椅子しかないからです。売店に行き、「大東寿司はありますか?」と尋ねたところ、売店のお姉さんから「大東寿司は午前で売り切れてしまいます。」との返事を頂きました。もし次回来るときは、着いた瞬間にこの売店にきて購入です(笑) 次に今回はいけなかったラム酒工場で生産されている「COR COR AGRICOLE(コル・コル・アグリコール)」(緑ラベル)が欲しかったのですが、生産本数が少ないらしく、売っていないそうです。ちなみに、「サトウキビ汁を発酵させて造るラム」です。代わりに、そのラム酒で作った「ラム酒ケーキ」を購入しました。自宅の戻った後の楽しみが増えました(笑) どんな味だろう?
→食べてみました。今年1番のビックリです。ラム酒の香りはもちろん。何ですか、この柔らかさ、キメの細やかさ…美味しい。
RACさん、ぜひ機内販売をご検討のほどお願いします!お取り寄せ出来るのかな〜?
そして、保安検査場を過ぎて、中に入ります。写真の右側が保安検査を行うスペースです。
島の見所のパネルが掲示されています。もちろん、RACさんのDHC8 Q400CCのパネルも。
もちろん徒歩で移動し搭乗です。
ん、「2RC」…2号機。ということは午前中に南大東に来るときに搭乗した機体ですね(笑) この機体が今日の那覇-北・南大東間をぐるぐるしている係なんですね!2周目!!
窓の外を見ると、横断幕を使用したお見送りを行っています。気付くのが遅れたので、スマホのカメラがなかなかたちがりません。この一枚しか撮れませんでした。横断幕のメッセージには何と書いてあるのでしょう?
RWY02側からの離陸ですね、といううことは現在は北風かな?
ここで実況値確認
METAR
ROMD 040500Z AUTO 08005KT 360V140 9999 NSC 22/12 Q1020 RMK A3012=
ROMD 040600Z AUTO 10006KT 030V160 9999 NCD 22/12 Q1019 RMK A3010=
あっ、風速が弱いですね(笑)
離陸しました。でも、わずが10分足らずのフライトなので、水平飛行する時間はあるのかな?ホント、さろうきび畑が広がります。
南大東島から離れていきます。。。
南大東の全景。
あっ、海にこの飛行機の影が映っています!大きい影なので、飛行高度も低そうだな。
おっ、北大東島が見えてきました。やはり、島の周囲に白い砂浜は見当たりません。
あー、断崖絶壁だらけです。これは高さもある断崖です!
北大東空港の滑走路が、上空から見ると、かなり白く光っています。ここ最近で滑走路をリニューアルしたのかな~?滑走路を見ると、グルービングもしっかりしている!!
さて、プロペラも停まりましたので、降りる準備です。
ここで実況値確認
METAR
RORK 040600Z AUTO 09008KT 9999 NCD 22/11 Q1019 RMK A3010=
良い天気ですね~。北大東空港に到着です。
実は、南大東-北大東-那覇で1レグ扱いのようです。航空券の買い方が、那覇-南大東往復の往復割引で購入したのが影響しているかと。。。でも、この南大東-北大東の区間だけ大人普通運賃8500円をだして乗るには、ちょっとちょっとです泣き
117th leg 後半(北大東-那覇)に続きます。
以上